小林昂平によるオリジナル技法「サギング切子」で自らガラス生地から制作する1点物の「Uno」シリーズの作品です。完成まで数日から1週間を要し、手間と時間をかけて制作していきます。作品名にある数字はグラスの高さと口径を表しています。(単位はmm)


「彩雲」は雲が虹色に見える現象で、太陽の光が雲の粒を通り抜けるときに曲げられたり散乱したりして、雲を彩ります。
本作品では4種類の色ガラスを屈折させることによって彩雲のような輝きを表現しました。眺める角度によって色の変化を楽しめます。
(※それぞれ性質の異なる色ガラスを使用しているため、グラスの内側に多少の凹凸が生じることがあります。ご了承ください)

サイズ: 高さ約6.0僉澹径 約5.5
重さ: 89g
満水容量:約60ml
素材: クリスタルガラス

桐箱付き。
熨斗をお付けする際は備考欄にて詳細をお申し付けください。



〜「サギング切子」と「Uno」について〜

「サギング」は電気炉を使用したガラス工芸技法のひとつで、丸い穴の開いた板状の型の上に板ガラスを置いて熱することで、穴からガラスを落として器をつくる技法です。そのサギングと切子を組み合わせたオリジナル技法が「サギング切子」です。


穴からガラスを落とす際は、下に型を置くことなく重力だけを頼りに器の形を成型していきます。そのため絶妙な温度管理が必要になります。温度が少しでも低いとガラスが穴から落ちなくなり、逆に温度が少しでも高いとガラスが床に落ちすぎてしまい器の形とは縁遠いものになってしまいます。理想の形で仕上げるのがとても難しい技法です。

unoはイタリア語で1という意味。作品ひとつひとつをガラス生地の制作から自らおこなうこと、サギングの際にガラスが落ちてくる様子を横から見るとUの字にみえることから、一連の作品シリーズを「Uno」と名付けました。